日本と中国の算盤

 

凌炎 摘要

 

 

中国の算盤 13梁(桁)×上2珠、下5珠

 

 

中国の算盤 13梁(桁)×上2珠、下6珠

 

  算盤の起源は中国でも定論がありませんでした。実際には、世界各文明の国には各種類の「算盤」がありました。例えばアステカ、アラブ、ギリシャ、バビロニア、ロシアなどさまざまな算盤がありました。

  日本の算盤は、中国から強い影響受けましたといわれています。

  中国では、紀元前の頃から紐の結び目を使った計算方式や、算木を使用した籌算(ちゅうざん)と呼ばれる独自の計算方式がありました。これらは紐や竹の棒や木の棒で計算していたものであり、桁を次々に増やせる利点はありますが珠の形ではありません。珠の形になった最初の記録は、紀元200年頃漢代の「数術記遺」との本に計算方式があり、「珠算」の名称は宋代の「謝察微算経」に始めました。なお三国時代より前から中国と中東・ローマには交易の痕跡があるため関羽が発明したと言う説もあります。

   中国の算盤は横木で上下分けます。 13梁或いは15梁は主流です。上珠は2つ、下珠は5つ


 

 

日本式の算盤:15桁×上1珠、下5珠

 

 

 

 

日本の算盤 23桁×上1珠、下5珠

 

                       

  日本語の「そろばん」は「算盤」の中国読み「スワンパン」が変化したものだといわれています。中国の明の時代の1570年の文献「日本風土記」には、、作者の明の侯継高(こうけいこう)氏は、倭寇(日本の海賊)の被害に悩まされていた中国人の、日本および日本人を知るための研究書です。この本には、日本語の算盤の発音「そおはん」が載っています。「そろばん」を「そおはん」と聞いたものと思われます。現存する日本最古のそろばんは前田利家所有のもので尊経閣文庫に保存されています。

 

 

日中文化交流

 

情報更新は2014年6月19日

 

 

 


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